2009年02月21日
三木家住宅、旧辻川郵便局、 柳田國男生家
三木家は英賀城主の後裔と伝えられ、江戸時代のはじめに
辻川に移り住みました。三木家はこの地域に頁献することが
大きく屋敷構えるも一揆によって焼き払われることなく今日に
至ります。代々姫路藩の大庄屋を勤める家柄は、地域の文
化面にも多大なる貢献をし民俗学の祖柳田國男も三木家に
あずけられここの蔵書を読むことによって学問の基礎を築い
たと言われています。
三木家住宅は姫路藩の大庄屋の屋敷構えを知る貴重な
文化遺産とともに福崎を代表する文化遺産でも有ります。
所在地 : 福崎町西田原1106
指定年月日 : 昭和47年3月24日
柳田國男・松岡家顕彰会記念館
文化勲章を受章した民俗学者柳田國男(旧姓松岡)は、明治8年(1875)
に父・松岡操、母・たけの6男として生まれ、その兄弟には、医学者の松岡
鼎、歌人の井上通泰、言語学者の松岡静雄、日本画家の松岡映丘らがお
り、それぞれの道の第一人者となっています。
その英才兄弟の偉大な功績を収蔵・展示品などで公開しています。
柳田國男生家
"日本民俗学"という新しい学問を開拓・確立した柳田國男の生家は、辻川
通りから移築され眼下に町並みを見下ろす緑豊な山腹にたたずんでいます。
家は間口5間、奥行き4間、土間、3畳間と4畳半の納戸、3畳の台所といっ
たいわゆる「田の字型」民家で日本民家の原初形態です。國男はこの生家
を「日本一小さい家だ」といい、そこから民俗学への志も源を発したといって
よいと著書『故郷七十年』の中に記しています。
神崎郡歴史民俗資料館(旧神崎郡役所)(県指定文化財)
明治19年に神東・神西郡役所(後に神崎郡役所と改称)として建てられた
建物です。昭和57年、現在地に移築・復元し、資料館として開館しました。
ギリシャ建築様式を取り入れたニ段式の玄関や手作りの階段手すり、
元郡長室の暖炉など、文化財的にもすぐれた明治建築です。
明治初期の木造建築として高く評価され、政治的・歴史的な文化の遺産
として地域の文化向上に役立っています。
旧辻川郵便局
階段、段差、坂道バリアがいっぱい見学することは出来ません
Posted by カツミ at 22:59│Comments(0)
│加西