2009年05月12日
鑑真和上展

2009年5月12日撮影

現在の唐招提寺には、堂舎・仏像・工芸品等々、信仰の所産が数多く伝来しています。特に、奈良時代の建築物が、境内に金堂・講堂・経蔵・宝蔵と四棟も現存する例は他にありません。このうち、天平の甍として知られる金堂(国宝)は、平成12年以来、足かけ10年にわたって解体修理がおこなわれてきましたが、その修理が本年(平成21年)秋に完了し、新しい姿でお披露目されます。
本展は、これを記念し、在りし日の和上の御姿を鮮明に伝える肖像彫刻の名作鑑真和上像をはじめとして、和上の出家から渡海そして遷化までを描いた東征伝絵巻、金堂安置の梵天・帝釈天・四天王像、そして今回の解体修理まで金堂の屋根を飾っていた創建当初の鴟尾など数々の寺宝を展示し、鑑真和上の偉業を讃えるとともに、唐招提寺の1,200年余の歴史と豊かな文化遺産を紹介するものです。パンフレットより
観覧料金 一般
※障害者手帳をお持ちの方(介護者同数を含む)は無料です。
開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
